変形性膝関節症 膝の痛み


変形性膝関節症は関節内の軟骨がすり減ってしまう症状で、緩やかに進行していく傾向があります。

 

変形性膝関節症の初期は膝の痛みのみですが、進行すると膝の形も変わります。

 

・年齢によるもの

・スポーツなどによる膝の酷使や周辺のケガによるもの

・リウマチなど病気によるもの

 

変形性膝関節症は女性に多くみられ、年齢が増すほど発生率も高くなります。これは女性ホルモンの影響で、歳をとった際の骨密度が減り方が男性より大きいためです。

 

変形性膝関節症の治療は保存療法か手術に分かれます。保存療法の場合、膝の動きのカバーと痛みをやわらげるために高岡式ハイブリッドテーピング法が効果的です。

 

変形性膝関節症は膝周辺の筋肉の強化も大切ですが、そのために無理を押して長距離を歩いたりするのは膝の炎症をかえって強くしてしまうため逆効果です。

 

筋力強化にはイスに座った状態で片足ずつ、まっすぐ膝を伸ばして宙に浮かせて止めます。

 

浮かせて止めている時間は10秒で、3~5回ではじめ、徐々に回数を増やしていきます。

 

この方法は膝に負担をかけずに足の筋肉の強化ができるのが利点です。

 

 


最初は素足のままで行い、慣れてきたら足首におもりをつけると負荷が強くなり、さらに筋力が上がります。

 

 

変形性膝関節症は体重も膝への影響が大きいため、肥満傾向の場合は体重を減らすことも必要です。

 

残念ですが、変形性膝関節症で一度すり減ってしまった軟骨は自然治癒で元通りに治ることはありません。

 

これは関節内には血管がないため、損傷した軟骨を修復するための栄養などが一切無いためです。

 

そのため、痛みを和らげたり進行を遅くさせる対症療法になります。

 

変形性膝関節症の保存療法では、痛みがやわらいで自由に歩けるようになったり、膝の曲げ伸ばしに少々問題があっても普通に生活できるようになった時を「治った」という治療のゴールとします。

 

軟骨を修復する最終的な治療法は手術になりますが、それでも関節の可動域が100%元通りになる保証はありません。

 

ポプラはりきゅう整骨院

 

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