坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)はお尻からふくらはぎにかけて強い痛みやしびれがある症状で、中高年に多くみられる疾患です。
男女差はありません。腰痛など、腰には症状が出ないのが特徴です。
腰痛を伴う坐骨神経痛は、別の原因で腰痛が発生している状態ですので、切り離して考えてください。
症状チェック
・座った状態から立ち上がる時に痛む
・痛みで歩くのが困難
・安静にしていても痛くて眠れない
・足に力が入らない
・お尻が痛くて座り続けていられない
・足が痛くて立ち続けていられない
・お尻やお尻の太ももの境目が痛い
これらの症状で該当することがあれば坐骨神経痛の可能性があります。
坐骨神経痛の多くは固くなった梨状筋(りじょうきん)による圧迫が原因です。
坐骨神経痛の患者さんに共通していることが、お尻から足にかけての筋肉が非常に固くなっていることです。
神経は引っ張りには強いのですが、圧迫に弱い特徴があります。
坐骨神経は梨状筋だけでなく、周辺にたくさんの筋肉があるため、坐骨神経の通り道で固くなっている筋肉の緊張を取り除くのが、迅速な回復につながります。
ポプラはりきゅう整骨院では、坐骨神経痛には鍼灸治療と操体法を行います。
当院での統計上、強刺激のマッサージやストレッチは、かえって筋肉を緊張させるため症状が悪化し、坐骨神経痛が慢性化して治りづらくなります。
特に、神経を傷つけてしまうと、神経は人体で一番回復が遅いため、全体の治療期間がかなり伸びてしまいます。
痛みが強くてつらい日々が続くと、不安になり色々試したくなる気持ちはわかりますが、強い刺激を伴うことは逆効果ですので絶対にしないでください。
神経の損傷のない初期であれば1~1.5ヶ月、慢性化していて神経に損傷のあるタイプだと3~6ヶ月ほどで改善することが多いです。
ポプラはりきゅう整骨院
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