子どもの食物アレルギーで困るのは健康面の心配だけでなく、給食や学校行事で同級生達と同じものを食べられず学校生活に支障を来すことです。
一般的に成長の過程で体質が変わり食物アレルギーが改善するのを期待するしかないのですが、一定数は大人になっても体質は変わらない子どももいて、体質が変わるかどうかは運任せでもあります。
しかし!東洋医学では乳幼児の時から積極的に体質改善をする治療法があります。
それが子ども専用の鍼治療の「小児はり」です。
東洋医学では身体の機能は12個ある内臓の一つ一つが管理していると考えられていて、特に大切な内臓が2つあり、それが「腎臓」と「三焦」です。
腎臓はヒトが生まれてから死ぬまで使う生命エネルギーを管理していて、三焦は食べ物から得るエネルギーを全身にめぐらす働きを指します。
例えば風邪を引くと1ヶ月くらい具合の悪い方がおられますが、これは腎臓か三焦のどちらか、もしくは両方の元気がないためです。
つまり、腎臓と三焦がヒトの健康の根本的な部分を支える臓器なわけです。
食物アレルギーの改善には、腎臓と三焦の働きを強化することが必要です。
小児はりは腹部・背部・足に行います。理想的な治療のサイクルは7~10日に1回です。
右の変わった形をしたものは、「小児皮膚鍼」という子ども専用に作られた、皮膚に刺さないプラスチックの鍼です。
小児はりは皮膚を「押す」「つっつく」「ひっかく」「こする」のが目的で、お子様は全く痛みを感じませんのでご安心ください。
子どもは刺激に対する感受性が高いので、大人のように皮膚に刺す鍼は必要ありません。
体質は緩やかに改善されていきます。目標は原因のアレルギー食品の数値が標準値になって、普通に食事ができることです。
食物アレルギーのあるお子様は医療機関での定期検査をされていると思いますので、検査結果での数値の変化が改善の具合ですので見比べていってください。
子どもは大人と比較した場合、「骨格のつくり」「内臓機能」「回復力」「刺激に対する感受性」は全く別物であり、大人を小さいサイズにしたのが子どもではありません。
子どもと大人は別の生き物と言っても過言ではありません。
当院院長の姪は乳幼児の時に重度の卵アレルギーと診断され、医師から大人になっても改善は期待できない検査数値だと言われましたが、定期的に小児はりを施術した結果、小学生になった頃には卵アレルギーは改善して、普通に食事できるようになりました。
このように、子どもは大人の常識では考えられないような回復力をみせますので、根気よく治療を続けてください。
小児はり:3,000円(初回のみ3,500円になります)
ポプラはりきゅう整骨院
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