顎関節症とパン

顎関節症でお悩みの方は、顎を痛くさせる固い食べ物を食べるのは控えていると思います。

 

そうなると顎に負担をかけないように柔らかい物を食べることになるわけですが、柔らかいのに結構顎の負担になる食べ物があります。

 

それはパンです。

 

 

フランスパンは固いので避けられますが、柔らかいパンは普通に食べていませんでしょうか?

 

その前にお話するのが、噛む動作についてです。

 

何かを食べる時に噛むという動作で起こるのは上下の歯の接触です。

 

気付きにくいことですが、口は閉じていても口の中で上下の歯は接触していません。

 

実は歯というのは、一日の中で上下で触れあっている時間は極めて短いのです。

 

理由は、噛むために使う筋肉の負担が大きいからです。

 

たった30秒軽く歯を食いしばるだけでも顎は疲れてきます。

 

一方で、歯を軽くカチカチやるのはそうでもありません。

 

固い食べ物は固さはあるけれどすぐに砕けるので、歯に当たっている時間が短いという点では、顎に与える負担は少ないのです。

 

ここで、パンの話に戻ります。

 

柔らかいパンを嚙み切るのは簡単ですが、口の中でしばらくモギュモギュ噛んでから飲み込みますよね。

 

噛む時に歯に対して、固い食べ物は一点集中で短時間の力が加わりますが、柔らかいものは広い面積で長時間の力が加わります。

 

つまり、パンは一見顎にやさしそうに見えて、柔らかい分歯に密着するので結構な負担になっているわけです。

 

長い時間噛むというのも顎関節症の原因になります。

 

顎関節症でお悩みの方は、柔らかくても顎の負担になる食べ物がありますのでご注意くださいキラキラ

 

 

 

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松戸市新松戸にある交通事故・腰痛治療センター ポプラはりきゅう整骨院。むち打ちや腰痛などつらい痛みの治療に加え、美容鍼・小顔矯正・耳つぼダイエットなど毎日を美しく健康であるための施術も行います。日曜・祝日も診療します。