ランニングで気を付けてもらいたいケガ②

今日はランニングで気を付けてもらいたいケガ②です。

 

それは内くるぶしから指2本分くらい前にある舟状骨に発生する痛みです。

 

これを「後脛骨筋腱炎」といいます。運動中や運動後に痛んだり、つま先立ちをして痛むのであればほぼ間違いありません。

 

後脛骨筋は土踏まず(縦のアーチ)の形成する筋肉のひとつで、地面からの衝撃の吸収にものすごく関わっています。

 

後脛骨筋はすねの骨である脛骨の後ろから始まり、内くるぶしを後ろからカーブして舟状骨と足の裏の骨が終点になります。

 

ランニングすることによって、後脛骨筋のトラブルが起きて過緊張すると、舟状骨と後脛骨筋のつなぎ目が引っ張られて炎症が起きて痛むわけです。

 

 


原因は、合わないシューズ・走る場所・足首の骨のゆがみ・偏平足・オーバートレーニングなど色々あります。

 

 

後脛骨筋腱炎を起こしやすい人は、足首の骨格が内側に負荷がかかりやすい形が多いため、テーピングやインソールで足首を真っすぐにする対策を取ると痛みを軽減することができます。