連日の外出の自粛きついですね。
ずっと家の中にいたら運動不足になり身体を動かしたくなりますよね。
最近ものすごく見かけるようになったのがランニングをされる方です。
緊急事態宣言前はこんなにいなかったのに。
ランニングは、一人でできる・外でできる・外だから空気は新鮮という、感染性リスクが非常に低いのは厚生労働省も認めている、今の状況でできる理想的な運動です。
しかし!
急な運動でやりがちなのがケガです。
ランニングで特に多いのが足の筋肉や関節のトラブルです。
捻挫は関節を捻るので原因がはっきりしてるのでここではおいといて、問題は太腿やふくらはぎの筋肉の痛みです。
筋肉痛は誰もが経験したことあるでしょうから、その痛み方は見当付くでしょう。
そうではなく、明らかに筋肉痛とは違う筋肉の痛みです。
この場合、あやしいのが筋膜炎です。
筋膜炎は筋肉をつつむ筋膜が炎症を起こしている状態で、歩行が困難になるほどの強い痛みがあります。
これは筋膜に炎症が起きることによって筋肉が縮んだまま伸びなくなるからです。
原因はオーバートレーニングです。
筋膜炎の見分け方として、親指の腹で下から上へなぞっていくと、炎症が起きているところのピンポイントで痛みます。
例えばふくらはぎだと、図の様な感じです。これが筋膜炎の独特の痛みの出方です。
また、筋肉痛は運動を始めた直後に起こりますが、筋膜炎は運動日数を重ねたあとに起こります。
筋膜炎の原因はオーバートレーニングなので、予防策としてはそこそこに走るようにしてください。
筋膜炎になってしまった場合は、運動を中止するのが一番の薬です。