少し前から始まったAC耳つぼダイエットですが、その時の食事についての質問をかなり受けます。
何を食べたらいいのか気になりますよね。
私はこれに関しては、「何を食べてもいいから自分の年齢や職業別の1日の摂取カロリーの目安を超えないでください」とお答えしています。
料理のカロリーはネット上にいくらでも出てますから、それを参考に一日の摂取カロリーが目安を超えなければOKです。
これは、昔病院に勤務していた時に管理栄養士さんに教わった考え方がベースになっています。
管理栄養士さんは入院患者さんが一日寝ている状態で、3食食べても太らず痩せず、なおかつ栄養のバランスの良い献立を毎日考えなければいけません。
これは専門家だからできるんだと思ってたら、以外と一般人でもできるそうで。
メニューはご飯(200kcal)を入れることを前提に、入院中の高齢者用メニューを1500kcal/1日で計算されていました。
ご飯を朝昼晩食べると合計600kcalですから、残り900kcalをおかずに振り分けるわけです。
残り900kcalでどんなおかずを作るかは自由=何を食べても自由。
なぜ私が食事内容ではなく摂取カロリーに重点を置くかというと、ダイエット方法は目標の体重を達成した先に、それを維持するために一生涯続けられるものでなくてはいけないからと思うからです。
やめたら元の体重に戻りますからね。
例えば○○制限ダイエットのように、特定の栄養成分を大幅にカットする方法がありますが、それを何十年先も続けられるかということです。
一生、米やパンやパスタやうどんや甘いものを食わずに生きるのか?
それって、相当なストレスだと思うんですね。
私自身は絶対に続けられない自信があります。
チョコやケーキを食べてもいいから、食べたなら別の料理を減らして摂取カロリーを調整する。
私もそうでしたが、いつもの食事量を据え置きのままで別のカロリーを加算するから、その分太るわけです。
一日の摂取カロリーを守った食事をしているなら太りません。
食事は一生するものなのだから、好きなものを食べたいですよね。
食べてはダメではなく、食べてもいいから全体のカロリーを計算しましょう。