変形性膝関節症での減量の仕方

変形性膝関節症は中高年で多く見られます。

 

ここで、治療として必要になるのが減量です。

 

諸説ありますが体重が1kg増えると膝にかかる負荷はその4~7倍と言われています。

 

体重が3kg増えたら膝にかかる負担は12~21kg!

 

逆に考えれば、3kg減らせれば膝にかかる負担を12~21kgも減らすことができ、痛みが軽くなり快適に生活できるようになるわけです。

 


減量の基本は摂取カロリーより消費カロリーを増やすこと。

 

1kgの脂肪を減らすには約7000kcalの消費が必要になります。

 

これを達成するには「食事量を減らす」「運動する」「両方行う」の三択です。

 

膝が痛い方が運動するのはかえって痛みを悪化させるのでよくありません。

 

そうなると、「食事量を減らす」という選択肢になります。

 

では、減量を食事量を減らすのみで達成するにはどうすればいいのか?

 

1ヵ月に-1kgを目標にする場合、1日約230kcal減らせばいい計算になります。

 

これは、ご飯1杯分(140g)です

 

3食ご飯を食べているなら1/3ずつ減らしましょう。

 

それを1か月続ければ-1kg、3か月続ければ-3㎏

 

食事が好きな方でも、これならできそうじゃありませんか?

 

短期間で大きく体重を落とそうとするのは精神的にきついですし、健康にもよくありません。

 

変形性膝関節症で減量するには、まずは毎日の食事からご飯1杯分減らしましょう。

 

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