成長期の子どもに起こる成長痛ですが、膝に痛みを訴えることが多いです。
膝も結構範囲が広いので、子どもが膝を痛がるからと言って、すべてが成長痛とは限りません。
その3は膝に痛みのほかに引っかかり感を訴える場合です。
これは離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)です。
膝離断性骨軟骨炎は大腿骨の骨軟骨が壊死を起こし膝関節の中に剥がれ落ちてしまう症状で、成長期のスポーツ選手に起こります。
10歳代の男性に多くみられます。これは部活動が大きな原因です。
初期は軽い膝の痛みぐらいですが、進行すると痛みが悪化し、膝の曲げ伸ばしが困難になります。
骨軟骨が剥がれると関節の中を移動するため、異音や引っかかり感が起こり、関節に挟まると膝が動かなくなるロッキングが起こります。
膝離断性骨軟骨炎は約85%が大腿骨の内側で起こり、成長期では運動を中止して安静にすることで自然治癒することが多いため早期診断が大切です。
離断性骨軟骨炎は画像診断が必要ですが、レントゲン検査よりMRI検査のほうがわかりやすいです。
骨軟骨片が剥がれていない状態であれば保存療法が可能ですが、骨軟骨片が遊離している場合は手術になります。
注意子どもが膝の痛みがある時は、自然に治るだろうと放置しておくのはやめましょう。
成長痛と思ってたら、実は全然違う重症なことがあります。
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