種子骨炎 足の裏の痛み


種子骨炎(しゅしこつえん)足の裏の痛みで、親指の付け根にある2つのコブ状の突起の種子骨が炎症を起こして痛む症状です。

 

剣道など固い板の間を裸足で踏んだり、競技用のソールの薄いシューズ、スパイクの付いたシューズでプレーするスポーツを行う人に多く見られます。

 

 

 

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種子骨はつま先を蹴り出す際のクッションの役割があり、この部分への衝撃や蓄積疲労が原因です。

 

剣道で板の間での稽古や、サッカーなどスパイクシューズの裏の突起の部分など、固いものが種子骨に当たって炎症を引き起こすことが多々見られます。

 

歩行時や運動時に痛みを訴えることが多く、患部に腫れや熱感が見られ、種子骨部分を押すと痛みがあります。親指を上に反らすと痛みが強くなります。

 

炎症が起こっている時に画像診断をすると種子骨が2つに分かれている場合もありますが、これは分裂種子骨ぶんれつしゅしこつ)と言って先天的なもので骨折ではないのでご安心ください。

 

ポプラはりきゅう整骨院では、種子骨炎に対しては、つま先の蹴り出し(=親指を反らす)に制限をかけるために、親指にやや下向きの方向にテンションをかけるテーピングを施します。この状態だと運動をしても痛みが楽になります。

 

並行して種子骨部分の衝撃を減らすために、以下の事も実行すると効果的です。

 

・運動量の制限

・シューズをクッション性の高いものに見直す

・インソールを敷いて衝撃を緩和する

 

種子骨炎は足裏にかかる衝撃を減らしてあげるだけで早く治りますので、痛みをこらえて運動を続けるのは止めましょう。

 

ポプラはりきゅう整骨院

 

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