有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)は成長期の足の痛みです。
10~15歳のスポーツをする活発な子どもに多くみられます。
ジャンプやダッシュすることの多い競技で発生しやすいです。
サッカー・バスケットボール・テニス・陸上競技・新体操などでよくみられます。
有痛性外脛骨は過剰骨(かじょうこつ)という、本来は不必要な骨が舟状骨の横に存在しているのが原因で、これを外脛骨(がいけいこつ)と呼びます。
5人に1人程度の割合で外脛骨が存在します。
これは外脛骨がある人にだけ発生する痛みです。
外脛骨には後脛骨筋腱が付着していて、外脛骨と舟状骨の結合部が運動により細かな傷が入り、そこが後脛骨筋腱に引っ張られて動くたびに炎症が発生し痛みます。
骨の部分を押すと痛むので判別は簡単です。
足の裏の形が偏平足の人に多くみられる傾向があります。
有痛性外脛骨になる方は、ふくらはぎが固いことが非常に多いです。
両足に発生することが多く、男女比では女性のほうが多くみられます。
ポプラはりきゅう整骨院では、有痛性外脛骨には鍼灸治療と操体法とテーピングを行います。
有痛性外脛骨はふくらはぎの固さと関係があるため、治療は患部だけでなくふくらはぎにも行います。
上記の治療も大切ですが、有痛性外脛骨で一番の薬は安静です。運動を2~3週間程度中止するだけでどんどん改善していきます。
有痛性外脛骨は成長と共に改善するのがほとんどです。とはいえ、再発しやすいのもこの症状の特徴ですので、オーバートレーニングにならないように加減するのが大切です。
ポプラはりきゅう整骨院
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