五十肩・四十肩

五十肩・四十肩は40～50代に多くみられる疾患のためこの名が付きました。

五十肩・四十肩は呼び方が違うだけで同じものを指しますので、ここでは五十肩で説明いたします。

下の表の期間は平均的なもので、症状の具合により前後します。

第1段階：1〜4ケ月にあたる「炎症期」です。痛みが非常に強く、この時期の特徴である「夜間痛」のため睡眠中に起きることがたびたびあります。この期間では安静が大事です。

第2段階：5〜8ヶ月にあたる「拘縮期」です。時には12ヶ月を超える場合もあります。症状の主役が痛みから固さに変わります。肩関節がガチガチになり、どうにも動かない期間です。

第3段階：9～12ヶ月にあたる「解氷期」です。痛みはほとんどなくなります。肩関節の固さが氷が解けるように少しずつ改善していき可動域が元に戻ります。

ポプラはりきゅう整骨院では、五十肩には鍼灸治療と操体法を行います。

五十肩はほおっておいても1年ほどで治るものではありますが、治療することにより8カ月ほどに短縮できます。

五十肩が慢性化してくると温度や天気の影響で痛み具合が変わる場合もあります。

五十肩は回復に非常に期間がかかるため、途中で治らないのではないかと不安になりますが、そんなことは決してありません。わずかずつですが確実に回復に向かっていますので、焦らずに治療していきましょう。